フルタイム正社員を辞めた途端、暇になってインスタなどのSNS更新・アクセス頻度が急上昇している今日この頃、
『「あやしくないよ」の顔した、副業勧誘』を受けました。
(むしろ自分から勧誘を受けに行きましたが)
事の発端は、インスタで投稿した「購入した子供服の紹介キャプション」についた嬉しいコメント
「とってもお写真素敵ですね！よかったら仲良くしてください！」
自分から見知らぬ人に絡みに行くほどSNS上で友達欲してないけど
自分の投稿にこんなコメントくると、つい嬉しくなっちゃう。
コメントくれたアカウントのプロフを見に行くと、オシャレ～な投稿に、異様に多いフォロワー数（フォロー数もまた同様に多い）
同じ女の子ママで、仲良くなれそうかな、という気持ちでとりあえずコメント返信、すると
速攻で届くDM。
どうやら物販系副業のオシゴトをしている人っぽい。
「なんだ。私の投稿が本当に素敵だと思ったわけではなくて、仕事紹介がしたかったのか、」
とちょっと残念だけど、物販副業は多少なりとも興味あり、試しに話を聞いてみることに。
とりあえず電話で1時間話をする流れらしく、日時調整。
違和感その１
「注文が込み合ってて、1日でも早く話を聞いたほうがいい」
いや私別に急いでないんで、って感じです。
「注文がこみあって」たら在庫切れとかになるんですか？
何がまずいのか分からないんで急かすんだったら明確な理由を添えてほしかった、って感じで印象は最初から微妙。
とりあえず余裕もってしっかり話を聞ける日時で約束し、迎えた当日。
約束の時間の少し前に
「ちょっと遅れるかもです！」とラフな遅刻報告。(この時点であんまり誠意感じず)
いざ会話が始まると電話越しに後ろで聞こえる「ママ～」の声。
いや子供横におんのかい
って思っちゃいましたよね、正直。
1時間きっちり話せる日時、ってことで私は子供を園に預けてる時間で予定合わせたのに。
案の定、かまってほしいお子さんと、その物販副業紹介ママさんの他愛のないやり取り・育児の様子を聞かされながら、感情のこもってない「かわいいですねー」を挟みながら、話を聞くこと1時間。
この人の紹介で絶対やりたくねぇ
物販の内容としては
●月額1万・年契約の会員になることで仕入れ可能
●2割の価格で仕入れ(総額7.5万円相当以上の品を2万程度で仕入れ)
（Yahoo!知恵袋叩けば同内容の紹介を受けてるケースがありました）
上記の物販の仕組みは理解できますし、魅力的だと思います。
違和感その２
仕入れ業者の名前が出てこない
普通に考えて物販の「仕入れ先」であり、かつ「年会費を払う先」の企業名・団体名は真っ先に紹介されるべきだと思いますが、まったく出てこない。
最後の最後まで出てこないのでこちらから聞くと教えてもらえました。
(案の上、ネットで団体名を検索してもヒットせず実態は不明)
違和感その３
「一旦考えます」の後の態度の変化
とりあえず、安く仕入れて高く売る物販の仕組みは理解できるものの、
その方のインスタ上の「みんなの生の声！」で紹介されてるような「出会えて感動！」「一歩踏み出せた！！」みたいな感覚はなし。
気を引くような言い回しや具体例で説明してくださいましたが、その具体例ってデータがあるわけでもなく、1mmも確証がない、妄想の可能性だってある話で。
そんな話に踊らされるほどお金に飢えてもないし、仮に現実にそうであったとしても、家にある不用品を売ってる現状でもそこそこフリマアプリで利益出せてるんで、もしやるなら家に売るもんが全く無くなってからかな、という感じ。
温度差も感じるので、「旦那に相談してから～」的な感じで一旦保留にすると
「じゃあやめにしましょうか。本当にやりたいと思ってくれてる人を優先したいので」とちょっとイラついた様子。あらあら。
色々と上から目線で説教じみた説得をされ、「今日中に連絡もらえたら枠あけときます」的な話をされましたが、なんだお前って感じです。
自分の気持ちがそこまで乗ってないが故の保留の言い訳として「旦那に相談」を使わせてもらってたんで、旦那の意見に左右される話ではなく、どちらにしてもやってないと思いますが、
あの説明・勧誘内容で、彼女にマージンが入ると思うと絶対やりたくねぇって感じです。
ご縁がなくて残念
実際に物販に取り組んだわけではないので、実態・内情は分かりかねますが、
仕入れ先の明示（団体名がネット検索でヒットしないことについて納得できる理由も併せて）・実際の売り上げや会員数などののデータの共有を資料ベースでされてたら話は変わってたかなと思います。
自分が営業・勧誘する時にはやっぱり、相手のソーシャルスタイルを見極めて話の展開を考えなくてはな～と改めて実感。
ちなみに私のソーシャルスタイルはたぶんアナティカルです。データとメリット・デメリットを端的に明示してくれなきゃ、、。
自分の性格故に、ビッグでハッピー(笑)な物販ビジネスチャンスを逃したかもしれない、残念。
だけど今回は気持ちが乗らずご縁はナシでした。